免許皆伝とは?
めんきょかいでん
免許皆伝(めんきょかいでん)とは、武道や芸道の流派において、師匠がすべての技や奥義を弟子に授け終えたことを認める最高の免許のことです。
免許皆伝(めんきょかいでん)は、剣術・柔術・茶道・華道などの流派において、師匠が弟子に対してその流派のすべての技術・奥義・精神を伝え終えたと認めたことを示す最高位の証書・称号です。「皆伝(かいでん)」は「すべてを伝える」という意味で、流派によっては「極意を授ける」とも言い換えられます。
日本の武道・芸道では、技術の伝授に段階的な免許制度が設けられていることが多く、一般的な流れは以下のようになります。
- 切紙(きりがみ):入門・初歩の免許
- 目録(もくろく):中級程度の技を習得した証
- 印可(いんか):上位の技術を認める免許
- 免許:流派の主要な技を授けられた段階
- 免許皆伝:すべての奥義を伝授された最高位
免許皆伝を受けた者は、独立して門弟を取り、流派の正式な後継者として認められることが多いです。現代では武道の段位制度が普及したため、この言葉自体は伝統的な流派で主に使われますが、比喩的に「完全な技術や知識を習得した」という意味でも広く使われます。転じて、料理やスポーツなどの習い事で「師匠から認められた」という意味に使われることもあります。
使い方・例文
剣道の古流道場で長年修行し、師匠からすべての形を伝授されたときに免許皆伝の巻物を授かる、という場面が時代劇などでよく描かれます。
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