柔術とは?
じゅうじゅつ
柔術とは、武器を持たない状態で相手を制圧・投げ・関節技などで制する日本古来の武術です。
柔術は、日本で発展した武術の一形態で、武器を用いずに素手で相手を制圧することを目的としています。投げ技・関節技・締め技・当て身などを組み合わせ、相手の力をそのまま利用して制する「柔よく剛を制す」の思想を根本に置いています。
歴史的には戦国時代から江戸時代にかけて多数の流派が生まれ、起倒流・天神真楊流・竹内流など数百にのぼる流派が存在しました。武士が鎧を着用した状態でも使える技術として発達し、近接戦での実戦的な格闘術として体系化されました。
柔術の主な技術体系には以下が含まれます。
- 投げ技(体落とし・大外刈りなど)
- 関節技(腕ひしぎ・足関節技など)
- 締め技(絞め技)
- 当て身技(急所への打撃)
明治時代に嘉納治五郎が柔術の技術を体系的に整理し、安全に稽古できる競技として「柔道」を創始しました。また20世紀にはブラジルへ伝わり「ブラジリアン柔術」として独自の発展を遂げ、現代のMMA(総合格闘技)にも大きな影響を与えています。柔術は単なる戦闘技術にとどまらず、精神修養・礼儀・身体鍛錬を重視する日本武道文化の根幹をなす存在です。
使い方・例文
「彼は幼少期から柔術を学び、体格差のある相手でも関節技で制することができる。」のように、格闘技や武道の文脈で使われます。
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