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健康都市とは?

けんこうとし

WHO世界保健機関)が提唱する、市民の身体的・精神的・社会的健康を都市政策の中心に据えたまちづくりの考え方です。

健康都市(Healthy City)とは、世界保健機関WHO)が1980年代から推進している都市開発・公衆衛生概念で、市民全体の健康増進を都市計画行政施策の核に位置づけることを目指すものです。

WHOのヨーロッパ地域事務局が1986年に「健康都市プロジェクト」を開始し、その後アジア・太平洋地域でも「西太平洋地域健康都市連盟(AFHC)」が設立されるなど、世界規模で広がっています。日本でも多くの自治体がこのプロジェクトに参加し、独自の健康政策を展開しています。

健康都市が取り組む課題は多岐にわたり、安全な水・食料・住環境の確保、医療・福祉サービスへのアクセス向上、歩きやすい街並みや公園整備による運動促進、孤立防止と地域コミュニティの強化、そして大気汚染・騒音などの環境改善が含まれます。単に医療施設を整えるだけでなく、都市そのものが健康を生み出す環境であることを目指します。

健康都市の概念は、SDGs(持続可能な開発目標)の「すべての人に健康と福祉を」とも密接に関連しており、健康格差の是正や持続可能な社会の実現に貢献する取り組みとして注目されています。

使い方・例文

ある自治体が健康都市を宣言し、ウォーキングコースの整備や地元野菜を活用した食育プログラムを組み合わせた市民の健康増進施策を推進しています。

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