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修験道とは?

しゅげんどう

修験道とは、山岳での厳しい修行を通じて霊力を得ることを目指す、日本固有の宗教的実践体系です。

修験道(しゅげんどう)とは、山岳を霊場として修行し、呪術的・霊的な力(験力=げんりき)を身につけることを目的とする、日本独自の宗教的実践の体系です。修験者は「山伏(やまぶし)」とも呼ばれます。

修験道はインド起源の密教真言密教・天台密教)と、日本古来の山岳信仰・神道・道教的要素が複雑に融合して成立しました。7世紀ごろ、役行者(えんのぎょうじゃ、役小角)が大和の葛城山や吉野・大峯で修行を行ったことが起源とされ、奈良時代以降に体系化が進みました。

修行は険しい山中を歩き続ける「峰入り(みねいり)」が中心で、断食・滝行・火渡り・柴燈護摩(さいとうごま)など多様な行が含まれます。修験道の霊場として有名なのは、大峯山(奈良)・出羽三山(山形)・英彦山(福岡・大分)などです。

江戸時代には本山派(天台系)と当山派(真言系)に組織化されましたが、明治期の神仏分離令と修験道廃止令によって一時禁止されました。戦後に復活し、現代でも山伏修行は続けられています。日本の自然信仰・民俗宗教の中核として文化的意義が高く評価されています。

使い方・例文

「山伏が法螺貝を吹きながら山を歩く」という光景は修験道の修行の典型例です。大峯山の峰入りや出羽三山の修行体験は、現代でも参加者を集める宗教的実践です。

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