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今日庵とは?

こんにちあん

今日庵とは、京都の裏千家家元敷地内にある茶室で、千宗旦が建てたとされる草庵茶室であり、裏千家の代名詞として知られます。

今日庵(こんにちあん)とは、京都市上京区の裏千家家元屋敷内に設けられた茶室の名称で、裏千家そのものの別称としても広く用いられます。隣接する表千家不審庵と並び、日本茶道を代表する歴史的茶室の一つです。

今日庵は、千利休の孫にあたる千宗旦(1578〜1658年)が建てたとされています。宗旦はいわゆる「乞食宗旦」の異名で知られるほど質素な茶人で、侘び茶の精神を極限まで追求した人物です。「今日庵」という名は、禅の「日々是好日(にちにちこれこうにち)」の精神に通じるとも言われ、茶の一期一会の心を表すとされています。

草庵茶室として設けられた今日庵は、にじり口・躙り口・床の間・小間の構成を持ち、二畳台目の点前座を特徴とします。この空間寸法と設えは、後世の茶室設計に大きな影響を与え、裏千家の茶道において「今日庵台目」と呼ばれる様式の規範となっています。

裏千家はその後、国内外への普及活動に力を入れ、現在では海外にも多くの支部を持つ最大規模の茶道流派となっています。今日庵はその精神的な本拠として、門弟や外国からの来訪者にとっても憧れの場所となっています。

使い方・例文

裏千家の稽古や茶道の解説書には、今日庵の茶室構造や宗旦の逸話が頻繁に登場し、茶道の侘び精神を象徴する場所として紹介されます。

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