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人形遣いとは?

にんぎょうづかい

人形遣いとは、人形浄瑠璃などの伝統芸能において、人形を操って演技を行う専門の技芸者のことです。

人形遣いとは、日本の伝統芸能である人形浄瑠璃文楽)などにおいて、舞台上で人形を操る技芸者のことをいいます。文楽は人形浄瑠璃ともいい、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている日本を代表する古典芸能です。

文楽の人形は精巧な構造を持ち、一体の人形を通常三人がかりで操ります。三人の役割はそれぞれ異なり、主遣いが頭と右手、左遣いが左手、足遣いが足を担当します。主遣いは高下駄を履いて人形を高く持ち上げ、全体の動きをまとめる責任を担います。左遣いと足遣いは主遣いの動きに完全に合わせる高度な呼吸が求められます。

人形遣いの修業は長く厳しく、足遣いから始まり10年以上かけて左遣い、さらに主遣いへと段階的に進みます。熟練した主遣いになるまでには数十年の経験が必要とされます。舞台では義太夫節の語りと三味線に合わせ、人形が喜怒哀楽を表現します。

代表的な演目には「仮名手本忠臣蔵」「曽根崎心中」「菅原伝授手習鑑」などがあります。人形遣いの技芸は日本の文化財として保護されており、重要無形文化財の保持者(人間国宝)に認定される技芸者もいます。

使い方・例文

「人形遣い」は文楽の舞台を解説するときや、伝統芸能の職人を紹介する場面で使われます。たとえば「彼は40年のキャリアを持つベテランの人形遣いで、主遣いとして舞台を支えている」のように用います。

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