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亀甲綴じとは?

きっこうとじ

亀甲綴じとは、和綴じの製本技法のひとつで、糸の通し方が亀の甲羅のような六角形模様を形成する装飾的な綴じ方です。

亀甲綴じ(きっこうとじ)とは、日本の伝統的な製本技法「和綴じ」の一形式で、冊子の背に設けた穴に糸を通す際に、亀の甲羅(六角形の亀甲模様)を思わせる幾何学的なパターンが背面に浮かび上がる綴じ方です。

和綴じの基本四ツ目綴じ(4か所の穴に糸を渡す単純な構造)ですが、亀甲綴じはこれよりも多い穴数と複雑な糸の通し方が必要になります。一般に6か所以上の穴を使い、糸を複数回折り返しながら交差させることで、背の部分に連続した六角形の模様が現れます。完成した書物は見た目の美しさが際立ち、高級感のある仕上がりになります。

亀甲綴じの特徴と意義を整理すると次のとおりです。

  • 装飾性が高く、贈り物や記念品の手製本に適している
  • 四ツ目綴じより手間と熟練を要するが、強度も増す
  • 六角形(亀甲)は長寿・吉祥の象徴とされ、縁起物にも使われる
  • 和紙・和綴じ文化の体験学習・ワークショップで人気がある

現代では手製本愛好家や和の伝統工芸を学ぶ人々の間で実践されており、和紙を使ったノートや写真アルバム、御朱印帳風の冊子など多様な作品制作に応用されています。

使い方・例文

「結婚式の記念アルバムを亀甲綴じで製本したところ、糸の美しい六角模様が表紙とともに華やかな印象を与えた」のように、手製本・伝統工芸の文脈で使われます。

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