中尊寺とは?
ちゅうそんじ
中尊寺とは、岩手県平泉町にある天台宗の寺院で、平安時代に奥州藤原氏が造営した世界遺産の一つです。
中尊寺(ちゅうそんじ)は、岩手県西磐井郡平泉町にある天台宗東北大本山の寺院です。850年ごろに慈覚大師円仁が開山したと伝えられ、12世紀には奥州藤原氏の初代・藤原清衡によって大規模に造営・整備されました。
中尊寺が世に広く知られるのは、何といっても金色堂の存在によるところが大きいです。1124年(天治元年)に建立された金色堂は、堂の内外をすべて金箔で覆った豪華絢爛な阿弥陀堂で、平安時代の工芸技術の粋を集めた建造物として知られています。国宝に指定されており、内部には奥州藤原氏4代の遺体が安置されていることでも有名です。現在は風化を防ぐためにコンクリート造りの覆堂の中に保存されています。
中尊寺を含む平泉の文化遺産は、2011年に「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」としてユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。かつては数十を超える堂塔が立ち並ぶ大寺院でしたが、現在は金色堂をはじめ本堂・経蔵・弁財天堂など数棟が当時の姿を伝えています。
松尾芭蕉が「奥の細道」の旅で平泉を訪れ、「夏草や兵どもが夢の跡」と詠んだことでも知られており、文学・歴史・建築のいずれの観点からも重要な名所です。
使い方・例文
平泉を訪れる観光客の多くが中尊寺の金色堂を目当てに訪問し、平安時代の黄金文化の輝きに触れている。
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