中大兄皇子とは?
なかのおおえのおうじ
中大兄皇子とは、飛鳥時代の皇族で、大化の改新を主導し後に天智天皇となった日本史上の重要人物です。
中大兄皇子(なかのおおえのおうじ、626〜672年)は、飛鳥時代の皇族で、舒明天皇の皇子です。後に第38代天智天皇として即位しました。
645年、中大兄皇子は中臣鎌足とともに当時の実力者・蘇我入鹿を宮中で暗殺するクーデター(乙巳の変)を決行しました。これにより長く権勢を誇った蘇我氏を滅ぼし、その後に「大化の改新」と呼ばれる一連の政治改革を断行しました。
中大兄皇子の主な事績は以下のとおりです。
- 乙巳の変(645年)で蘇我入鹿を誅殺し、蘇我宗家を滅ぼした
- 大化の改新により、公地公民制を原則とする中央集権的な国家体制の構築を目指した
- 663年の白村江の戦いで唐・新羅連合軍に敗れ、朝鮮半島での勢力を失った
- 敗戦後は外敵の侵入に備えて防衛施設を整備し、都を近江大津宮に遷した
- 671年に正式に即位して天智天皇となり、翌年に崩御した
中大兄皇子の改革は、律令制に基づく本格的な国家体制が整う奈良時代への橋渡しとなり、日本の中央集権化の出発点として歴史的に高く評価されています。
使い方・例文
高校の日本史の授業では、大化の改新の場面で必ず「中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を討った」と教わり、飛鳥時代の政治変革を象徴する人物として学ぶことになります。
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