中割りとは?
なかわり
中割りとは、アニメーションで原画と原画の間を埋める動きのコマを描く作業のことです。
中割り(なかわり)とは、アニメーション制作において、動きの要となるキーポーズ(原画)と次のキーポーズの間を滑らかにつなぐ中間コマを描く工程です。英語では「In-Between(インビトウィーン)」と呼ばれ、この作業を担う担当者は「動画マン」または「インビトウィーナー」と呼ばれます。
アニメーション制作の流れでは、まず原画マンが動きの主要な瞬間(ポーズ)を描き、次に動画マンがその間のコマを複数枚描き足すことで自然な動きを作り出します。原画間に入れるコマ数が多いほど動きはなめらかになりますが、制作コストも増加します。
中割りの際に注意すべき点は以下の通りです。
- 単純な等分割ではなく、動きの加速・減速を意識した間隔にする
- キャラクターの立体感や布のなびきを正確に引き継ぐ
- フォロースルーやオーバーラップなど動きの法則を適用する
- 原画の線の意図を読み取り、省略なく補完する
デジタルツールの普及により、コンピューターが自動で中割りを生成する補間機能(トゥイーン)も一般化していますが、感情表現やクセのある動きは人の手による中割りが今も重視されます。日本のアニメ産業を支える基盤的技術の一つです。
使い方・例文
キャラクターが手を振る原画2枚の間に、中間の位置にある手のコマを4枚描き足す作業が中割りの典型例です。
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