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下水道普及率とは?

げすいどうふきゅうりつ

下水道普及率とは、ある地域の総人口のうち下水道を利用できる人口の割合を示す指標です。

下水道普及率(げすいどうふきゅうりつ)とは、対象区域の総人口に対して、下水道(公共下水道・流域下水道など)を利用できる区域に居住する人口の割合百分率で表したものです。生活排水や雨水を適切に処理するインフラの整備状況を示す重要な指標として、国や自治体の都市計画・環境行政で広く用いられています。

下水道の役割は大きく二つあります。一つは生活排水・工場排水を処理場で浄化し、水質汚濁を防ぐことです。もう一つは雨水を速やかに排除し、都市型洪水を防ぐことです。普及率が高い地域では、河川・海域の水質が改善され、衛生環境も向上します。

日本における下水道普及率の特徴として、以下の点が挙げられます。

  • 都市部と農村部の格差:東京・大阪などの大都市圏では90%超、一方で山間部・離島では整備が遅れる傾向がある
  • 代替処理施設:下水道が整備されていない地域では、浄化槽や農業集落排水施設が汚水処理を担う
  • 汚水処理人口普及率:下水道・浄化槽・農業集落排水等を合わせた「汚水処理人口普及率」も併用される

国土交通省の統計によれば、日本全体の下水道普及率はおおむね80%台で推移しており、引き続き普及促進と老朽施設の更新が課題となっています。普及率の向上は、SDGsの「きれいな水とトイレ」目標にも直結する社会的な課題です。

使い方・例文

「この市の下水道普及率は78%で、残り22%の世帯は合併浄化槽を設置している」という文脈で使われます。自治体の環境報告書や都市計画の審議でよく登場する指標です。

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