万願寺とうがらしとは?
まんがんじとうがらし
万願寺とうがらしとは、京都府舞鶴市が原産の大型肉厚なとうがらしで、辛みが少なく甘みが豊かな「京の伝統野菜」のひとつです。
万願寺とうがらしは、京都府舞鶴市の万願寺地区で大正時代末期から昭和初期頃に生まれたとされる、大型のとうがらし品種です。「万願寺甘とう」とも呼ばれ、京の伝統野菜(京野菜)に認定されています。
最大の特徴は肉厚でジューシーな果肉と、ほとんど辛みを感じない甘みです。長さは10〜15cm程度になるものもあり、とうがらしの中では非常に大型の部類に入ります。果皮は薄い緑色から完熟すると赤くなります。種が少なく、ワタの苦みも穏やかなため、丸ごと食べやすいのも魅力です。
ピーマン(カラーピーマン)とは異なる独自の甘みと香りがあり、加熱すると一層甘さが引き立ちます。主な調理法は次のとおりです。
- 素焼きや焼き浸し(だし醤油との相性が抜群)
- 天ぷら・素揚げ
- 炒め物・味噌炒め
- 肉詰め料理
栄養面ではβカロテンやビタミンC、ビタミンEを豊富に含み、抗酸化作用が期待できます。旬は夏(6〜9月頃)で、京都だけでなく全国のスーパーでも見かけるようになっています。
使い方・例文
万願寺とうがらしを丸ごと素焼きにして鰹節とだし醤油をかける「焼き浸し」は、京都の家庭料理の定番です。居酒屋メニューや京料理店でも季節の一品として登場します。
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