ヴィクトル・ドリンフェルドとは?
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ヴィクトル・ドリンフェルドは、代数幾何学・数論・量子群の理論で画期的な業績を残したウクライナ出身の数学者で、1990年にフィールズ賞を受賞しました。
ヴィクトル・ドリンフェルド(Vladimir Drinfeld、1954年生まれ)は、ウクライナ・ハルキウ出身の数学者で、現在はシカゴ大学に在籍しています。代数幾何・数論・数理物理の複数分野にまたがる革新的な業績で知られ、1990年の国際数学者会議(京都)でフィールズ賞を受賞しました。
ドリンフェルドの業績で特筆されるのは以下の点です。
- 量子群(quantum groups)の創始:ホップ代数の変形として量子群を体系化し、数理物理・表現論に新しい枠組みをもたらしました。
- ラングランズプログラムへの貢献:関数体上のラングランズ対応を証明した「シュトゥーカ」の理論は、数論幾何学の金字塔とされています。
- ドリンフェルド加群:楕円曲線の類似として定義される代数的対象で、関数体の数論を深化させました。
量子群の理論は、量子可積分系やトポロジカル場の理論にも応用され、純粋数学と理論物理の橋渡し役を果たしています。その幅広い影響力から、ドリンフェルドは20世紀末の数学を代表する人物の一人に数えられます。
使い方・例文
代数学・数理物理の専門書で「量子群」や「ドリンフェルド加群」という用語が登場するとき、その創始者としてドリンフェルドの名前が参照されます。
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