ヴァシリー・チュイコフとは?
ゔぁしりーちゅいこふ
ヴァシリー・チュイコフはソビエトの将軍で、スターリングラード攻防戦を戦い抜いた第62軍司令官として第二次世界大戦史に名を残します。
ヴァシリー・イワノヴィチ・チュイコフ(Vasily Ivanovich Chuikov、1900年〜1982年)は、ソビエト連邦の軍人。元帥にまで昇進し、第二次世界大戦における最大の激戦の一つ、スターリングラード攻防戦(1942〜1943年)で指揮を取った人物として知られる。
チュイコフが第62軍の司令官として赴任したのは1942年9月、ドイツ軍がスターリングラード市内に侵入した直後であった。ほぼ絶体絶命の状況で、チュイコフは「一歩も退くな」という鉄の意志の下、市街戦での「ハグ戦術(近接戦闘)」を編み出した。建物ごと・部屋ごとの近接戦闘によってドイツ空軍の爆撃効果を無力化し、約5ヶ月に及ぶ激闘でソ連軍は市街を守り切った。
その後ソビエト軍の大反攻作戦でドイツ第6軍が包囲・降伏し、スターリングラードの戦いはナチス・ドイツの敗北への転換点となった。チュイコフの指揮した戦術的特徴は以下のとおりである。
- 市街地の廃墟を利用した近距離防御
- 昼夜を問わない小部隊による陣地維持
- ドイツ軍の機甲・航空優位を封じる接近戦の採用
- ボルガ川を背にした「退路なし」の士気維持
戦後、チュイコフはソビエト陸軍を率いて要職を歴任し、ソ連軍事史上の英雄として評価されている。
使い方・例文
第二次世界大戦のスターリングラード攻防戦を解説する書籍・資料で、ソ連側の防衛指揮官としてチュイコフの名が必ず登場します。
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