ワールドミュージックとは?
わーるどみゅーじっく
ワールドミュージックとは、西洋のポップやロック以外の世界各地の民族音楽・伝統音楽、およびそれらと現代音楽が融合した音楽の総称です。
ワールドミュージック(World Music)とは、英米のポップミュージックやクラシック音楽の主流から外れた、世界各地の民族音楽・伝統音楽、およびそれらが現代的なサウンドと融合した音楽ジャンルの総称です。1980年代にイギリスのレコード業界が音楽店の棚のカテゴリとして定めたことで広く使われるようになりました。
この言葉が示す範囲は非常に広く、アフリカのグリオ(吟遊詩人)の音楽、ブラジルのサンバやボサノヴァ、キューバのソン、インドの古典音楽、中東のマカーム音楽、沖縄の島唄、ケルト音楽など、多様な文化的背景を持つ音楽が含まれます。
ワールドミュージックが世界的に注目されるきっかけの一つとなったのは、ポール・サイモンが南アフリカのズールー音楽を取り入れたアルバム「グレースランド」(1986年)の成功です。その後、ライ・クーダーやピーター・ガブリエルらが世界各地の音楽家とのコラボレーションを盛んに行い、グローバルな音楽交流が加速しました。
ワールドミュージックは文化の多様性を尊重する観点から高く評価される一方で、西洋の視点で「異文化の音楽」を一括りにするという批判的な見方もあります。現代ではストリーミングサービスの普及により、世界中の音楽にアクセスしやすくなり、ジャンルの境界はよりあいまいになっています。
使い方・例文
音楽配信サービスで「ワールドミュージック」のプレイリストを再生すると、アフリカのンゴニ演奏、インドのシタール、ポルトガルのファドなど、多様な地域の音楽が次々と流れてきます。
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