ロバート・E・リーとは?
ろばーといーりー
ロバート・E・リーとは、南北戦争においてアメリカ連合国(南部連合)軍を指揮した将軍で、卓越した戦術と人格から敵味方を問わず尊敬を集めた歴史的軍人です。
ロバート・エドワード・リー(1807〜1870年)は、アメリカ・バージニア州出身の軍人で、南北戦争(1861〜1865年)において南部連合(アメリカ連合国)軍の総司令官を務めた人物です。
ウェストポイント陸軍士官学校を優秀な成績で卒業し、メキシコ戦争でも活躍した実績を持ちます。南北戦争開戦に際し、リンカーン大統領から北軍の指揮を打診されましたが、故郷バージニア州への忠誠を優先して辞退し、南軍に参加しました。
指揮官としてのリーは「北バージニア軍」を率い、圧倒的に物量で劣る南軍にもかかわらず、機動力と奇襲を活かした戦術で北軍を度々撃退しました。とりわけ第二次ブル・ラン、チャンセラーズビルなどの戦闘では、兵力で勝る北軍を打ち負かす戦果を挙げています。一方、1863年のゲティスバーグの戦いでは北軍領土への侵攻が失敗し、南軍の転換点となりました。
1865年4月、物資・兵力ともに限界に達したリーはアポマトックスでグラント将軍に降伏し、南北戦争は終結しました。戦後はワシントン大学(現ワシントン・アンド・リー大学)の学長として平和的な南部再建に尽力しました。
その誠実な人柄と高い軍事的才能から、南北問わず多くのアメリカ人から尊敬され、今日もアメリカ近代史を語るうえで欠かせない人物とされています。
使い方・例文
「南北戦争における戦略」を語るとき、ロバート・E・リーの名は必ず登場し、軍事学校でも戦術の手本として研究されています。
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