レドワークとは?
れどわーく
レドワークとは、白い布地に赤い糸だけでアウトラインを刺繍するシンプルでクラシックな手芸技法です。
レドワーク(Redwork)とは、白または生成りの綿布に赤い刺繍糸のみを使い、主にアウトラインステッチやバックステッチで図案の輪郭を描く刺繍技法です。名前の通り「赤い仕事」を意味し、19世紀後半のアメリカで大流行しました。
流行の背景には、当時普及した合成染料による赤色糸(Turkey red=トルコ赤)の安定供給があります。それ以前は赤い染料が高価で褪色しやすかったのですが、合成染料の登場で洗濯に耐える鮮やかな赤が安価に入手できるようになり、家庭の女性が広く楽しむようになりました。
レドワークの図案には以下のものがよく使われます。
- 動物・花・鳥などの自然モチーフ
- 子供向けのファーマー(農場)絵柄
- サンボネットスー(日除け帽の少女)のような民俗的キャラクター
- アルファベットや数字
一色のみで仕上げるため図案の美しさと線の丁寧さが際立ち、枕カバー・キルトブロック・テーブルクロスなどの生活用品に多く用いられました。現代でもヴィンテージ感のあるインテリアや布小物として人気を保っており、青い糸を使う「ブルーワーク」など派生形も生まれています。
使い方・例文
白いコットンのクロスに赤い刺繍糸でニワトリや野菜の輪郭を刺繍し、キッチン用のランチョンマットとして仕上げるのがレドワークの代表的な使い方です。
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