レチクル座とは?
れちくるざ
レチクル座とは、南天に位置する小さな星座で、望遠鏡の十字線(レチクル)を表す88星座のひとつです。
レチクル座(Reticulum)は、南天に位置する星座で、国際天文学連合(IAU)が定める88星座のひとつです。「レチクル」とはラテン語で「小さな網」を意味し、天文望遠鏡の接眼レンズに取り付けられた格子状の照準線(十字線)のことを指します。
この星座は18世紀に活躍した天文学者ニコラ=ルイ・ド・ラカーユが命名しました。ラカーユが南天観測に用いた望遠鏡のレチクル(測定用の十字線)に敬意を表して名付けられたとされています。その後、国際天文学連合によって正式な88星座のひとつとして認定されました。
レチクル座の面積は約114平方度で比較的小さく、最も明るい星はアルファ星(α Ret)で約3.3等です。星座を形成する星の数は少なく、四辺形に近い形をしています。
天文学的に注目される点として、レチクル座にはいくつかの系外惑星を持つ恒星が発見されており、惑星探索研究の対象となっています。また、大マゼラン雲との位置関係から南天観測のランドマークになることもあります。南半球では夏から秋にかけて観測しやすい位置にあります。
使い方・例文
南半球での天文観測ツアーでは、レチクル座は小さいながらも「望遠鏡の十字線から生まれた星座」として、天文学の道具にまつわるユニークなエピソードとともに紹介されることがあります。
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