レオン・フライシャーとは?
れおんふらいしゃー
レオン・フライシャーは、20世紀アメリカを代表するピアニストであり、指揮者・教育者としても高く評価された音楽家です。
レオン・フライシャー(Leon Fleisher、1928〜2020年)は、アメリカ・サンフランシスコ生まれのピアニストです。幼少期から卓越した才能を示し、ピアニストのアルトゥール・シュナーベルに師事して世界的な演奏家へと成長しました。
1952年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し、その名を国際的に知らしめました。ジョージ・セル指揮クリーブランド管弦楽団との共演によるブラームスやベートーヴェンの録音は特に名高く、今なお「名盤」として語り継がれています。
1960年代中頃、右手に局所性ジストニア(神経系の疾患)を発症し、両手での演奏が困難になるという試練を経験しました。しかしフライシャーはこの逆境を乗り越え、左手専用のレパートリー(ラヴェルやブリテンの協奏曲など)を積極的に開拓し、左手のピアニストとして第二の演奏家人生を歩みました。晩年には治療の成果もあり両手演奏を再開しました。
演奏活動のかたわら指揮者としても活躍し、また長年にわたりピーボディ音楽院(ボルティモア)で後進の指導にあたり、数多くの優れたピアニストを育てました。その人生は困難に打ち克った芸術家の象徴として、多くの音楽家に語り継がれています。
使い方・例文
フライシャーの演奏は、ブラームスのピアノ協奏曲第2番などで特に知られ、力強さと知性を兼ね備えた演奏スタイルは今も手本とされています。
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