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ルーラ・ダ・シルバ(第1次政権)とは?

るーらだしるば(だいいちじせいけん)

ルーラ・ダ・シルバ(第1次政権)とは、2003〜2006年にブラジル大統領を務めた労働者党政権で、社会政策と経済成長を両立させた時期です。

ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ(Luiz Inácio Lula da Silva、1945年生まれ)は、ブラジル政治家・元労働組合指導者で、2003年から2010年にかけ大統領を二期務めました。第1次政権は2003〜2006年の任期を指します。

ルーラはサンパウロ州の鉄鋼工場で働く労働者から身を起こし、1980年に労働者党(PT)を創設。貧困家庭出身の元工場労働者が大国ブラジルの大統領に就任したことは、国内外で大きな注目を集めました。

第1次政権の主な特徴と政策は以下のとおりです。

  • 「フォーミー・ゼロ(飢餓ゼロ)」計画:食料不安に苦しむ貧困層への支援プログラム
  • 「ボルサ・ファミリア」の創設・拡充:低所得家庭への条件付き現金給付で、数千万人の生活改善に貢献
  • 最低賃金の大幅引き上げ
  • 財政規律の維持とインフレ抑制
  • 一次産品ブームを背景とした経済成長の継続

当初、市場は左派政権の誕生を懸念しましたが、ルーラは財政規律を守りながら社会政策を推進し、経済成長と貧困削減を同時に達成する「ルーラモデル」として国際的にも注目されました。2006年の選挙で再選を果たし、第2次政権へと続きます。

使い方・例文

中南米の政治史や社会保障政策の事例研究において、ボルサ・ファミリアの成功例としてルーラ第1次政権が引用されます。

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