ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバとは?
るいすいなしおるーらだしるば
ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバは、ブラジルの労働組合指導者出身の政治家で、大統領として貧困削減や社会改革を推進したことで知られます。
ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ(Luiz Inácio Lula da Silva、1945年生まれ)は、ブラジルの政治家であり、通称「ルーラ」の名で広く知られています。労働者出身の政治家として南米を代表する左派指導者のひとりであり、その波乱に満ちた生涯はブラジル現代史そのものを映し出しています。
幼少期に北東部の貧しい農村から都市へ移住し、靴磨きや工場労働者として生計を立てながら成長しました。1970年代のブラジル軍事独裁政権下で労働組合運動の指導者として頭角を現し、ストライキを組織して弾圧に抗い、民主化運動を牽引しました。1980年には労働者党(PT)を設立し、民主化後のブラジル政治において左派勢力の中核を担いました。
大統領選には複数回挑戦し、2002年の選挙で初当選を果たし、2003年から2010年まで二期にわたり大統領を務めました。在任中は「ボルサ・ファミリア」と呼ばれる条件付き現金給付プログラムを拡充し、数千万人を貧困層から引き上げたとされます。また資源輸出に支えられた経済成長と社会保障の拡充を両立させた手腕は国際的に高く評価されました。
退任後は汚職疑惑で収監されましたが、後に有罪判決が無効とされ、2022年の大統領選で再び当選し、現在も大統領を務めています。
使い方・例文
南米の社会政策や格差是正の議論では、ルーラ政権のボルサ・ファミリアが貧困削減の成功例として頻繁に引用されます。
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