ループ収録とは?
るーぷしゅうろく
ループ収録とは、映像に合わせて声優がセリフを繰り返し収録し直すアフレコ手法で、口の動きや感情表現を映像に合わせて精度を高めるための作業です。
ループ収録とは、アニメや映画のアフレコ(アフターレコーディング)において、収録したセリフが映像の口の動き(リップシンク)や演技の方向性と合わない場合に、同じシーンを繰り返し収録し直す手法・作業工程のことです。「ループ」とは同じ映像を何度も繰り返し再生しながら収録を重ねることを指します。
アフレコでは、あらかじめ完成または仮編集された映像を見ながら声優がセリフを録音します。ループ収録が必要になる主な理由は次のとおりです。
- 口の開閉タイミング(フレーム数)とセリフの長さが合わない。
- 演技のニュアンス・感情の強度が演出意図と異なる。
- 収録中にノイズや発音ミスが発生した。
- 映像の編集が変更されてタイミングがずれた。
声優・音響監督・演出スタッフが連携し、映像をモニターで確認しながら何テイクも重ねることで、映像と音声の一体感を高めます。特に感情の込み入ったシーンや複数の声優が同時に声を合わせる場面では、ループ収録が重要な役割を果たします。
近年はリモート収録(オンライン収録)の普及により、ループ収録の手法にも変化が生まれています。音声品質の向上と収録効率の両立が、現代の音響制作における課題のひとつです。
使い方・例文
アフレコスタジオで声優が同じシーンの映像を繰り返し見ながら、音響監督の「もう一テイク」の指示に応じてセリフを何度も収録し直す場面で登場します。
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