本文へスキップ

ルーシュとは?

るーしゅ

ルーシュとは、フランス語圏で使われる薄手の透け感あるフリル状の飾り布・レースのことで、服飾や衣装の装飾に用いられます。

ルーシュ(ruche)は、もともとフランス語で「蜂の巣箱」を意味する言葉から転じて、細い布やリボン・レースをひだ状に寄せたり波打たせたりして作る装飾的なトリミングのことを指します。ファッション用語としては、衣類の襟・袖口・胸元・裾などに縫い付けて立体感や華やかさを加えるギャザー状の飾りを意味します。

ルーシュの特徴と用途は以下の通りです。

  • 薄地のシフォンオーガンジー・レースなどを用いることが多く、透け感と柔らかさが特徴
  • ドレスやブラウスの胸元に施すと、顔まわりを華やかに演出できる
  • ウェディングドレスやステージ衣装で特に多用され、優雅で女性らしいシルエットを生み出す
  • カーテンや寝具カバーなどのインテリア装飾にも使われる

歴史的には18世紀ヨーロッパの宮廷ファッションでコルセットやドレスの装飾に盛んに使われ、ロマンティックなスタイルの象徴として定着しました。現代でもクラシック・フェミニン志向のファッションで定期的に復活し、コレクションに登場します。

日本では「ラッフル」と混用されることがありますが、ルーシュはより密度高くギャザーを寄せた立体的な飾りを指し、ラッフルは布端が波打つ形状を強調する場合に使われる傾向があります。

使い方・例文

ウェディングドレスの胸元にルーシュが施されていると、柔らかなひだが重なり合って花嫁の装いに優雅さと立体感を加えます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語