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ルビジウムとは?

るびじうむ

ルビジウムとは、原子番号37のアルカリ金属元素で、非常に反応性が高く、原子時計や光電管など精密機器に利用されています。

ルビジウム(Rubidium、元素記号Rb)は、原子番号37のアルカリ金属に属する元素です。1861年にドイツ化学者ロベルト・ブンゼンとグスタフ・キルヒホッフが分光分析法によって発見し、炎色反応で示す深紅色(ラテン語でrubidus)にちなんで命名されました。

常温では柔らかい銀白色の固体ですが、融点が約39°Cと低く、体温に近い温度で溶けます。アルカリ金属の中でもとくに反応性が高く、空気中では瞬時に酸化し、水と激しく反応して水酸化ルビジウムと水素を生成します。このため取り扱いには不活性ガス中や鉱油中での保存が必要です。

ルビジウムの主な用途は以下の通りです。

  • 原子時計: ルビジウムの特定の電子遷移周波数(約6.8GHz)を利用したルビジウム原子時計は、小型・低コストで高精度を誇り、GPS基地局や通信インフラで広く使われています。
  • 光電管・光電子増倍管: 光に対する光電効果を利用した電子機器に使用されます。
  • 医学・研究: カリウムと化学的挙動が似るため、脳や心臓の代謝研究において放射性同位体(Rb-82)がPET検査に用いられます。

天然にはルビサイトなどの鉱物中に微量に含まれ、地殻中の存在量は比較的少なくはありませんが、純粋な形では産出しません。

使い方・例文

「スマートフォン基地局の時刻同期にはルビジウム原子時計が採用されており、非常に安定した周波数基準を提供している」という文脈で登場します。

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