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リュシマコスとは?

りゅしまこす

リュシマコスとは、古代マケドニアのアレクサンドロス大王将軍のひとりで、大王の死後にトラキアおよびアナトリア(小アジア)の王となったディアドコイ(後継者)のひとりです。

リュシマコス(Lysimachus、紀元前361年頃〜紀元前281年)は、古代マケドニア出身の将軍政治家です。アレクサンドロス大王の側近として数々の遠征に従軍し、大王の死(紀元前323年)後に勃発したディアドコイ戦争(後継者戦争)において独自の権力基盤を築きました。

大王の死後、リュシマコスはトラキアの太守(サトラップ)に任じられ、その後長年の戦争を経てラキア・マケドニア・アナトリアにまたがる広大な領域を支配する王となりました。紀元前305年頃から「王」の称号を名乗っています。

リュシマコスの治世の特徴としては以下の点が挙げられます。

  • 黒海沿岸を中心とした交易路の支配と経済的繁栄
  • 首都リュシマケイアの建設(現在のトルコ・ガリポリ半島付近)
  • 晩年の宮廷内の権力争いと複雑な婚姻政策

紀元前281年、コルペディオンの戦いでセレウコス1世の軍に敗れて戦死しました。彼の死後、その領土はセレウコス朝に吸収されました。古代ギリシア・ヘレニズム時代の政治的混乱の中で台頭した有力者のひとりとして、歴史に名を残しています。

使い方・例文

アレクサンドロス大王の後継者争い(ディアドコイ戦争)を解説する歴史書や授業の中で、リュシマコスは主要な登場人物のひとりとして取り上げられます。

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