セレウコス1世とは?
せれうこす1せい
セレウコス1世は、アレクサンドロス大王の後継者の一人であり、セレウコス朝シリアを建国した古代の王です。
セレウコス1世(Seleucus I Nicator、紀元前358〜281年ごろ)は、古代マケドニアの将軍であり、アレクサンドロス大王の死後に後継者争いを制してセレウコス朝シリア(セレウキド帝国)を建国した王です。「ニカトール(勝利者)」という称号で呼ばれます。
アレクサンドロス大王の東方遠征に参加し、大王の死後(紀元前323年)に起きたディアドコイ(後継者)戦争において、数十年にわたる争いを経てメソポタミアからシリア・小アジアにまたがる広大な領土を支配下に置きました。
セレウコス朝の特徴は以下のとおりです。
- 首都アンティオキア(現在のトルコ南部)を建設
- ギリシャ文化とオリエント文化を融合させたヘレニズム文化圏を形成
- インドのマウリヤ朝と講和を結び、広大な領土を安定化
- 行政・交易網の整備でヘレニズム世界に貢献
紀元前281年、ライバルのリュシマコスを倒した直後にプトレマイオス・ケラウノスに暗殺されました。セレウコス朝はその後もしばらく続き、ヘレニズム世界における重要な王朝として歴史に刻まれています。
使い方・例文
「セレウコス1世が建国したセレウコス朝はヘレニズム文化を広めた」のように、古代史やヘレニズム時代の解説で登場します。
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