リブレットとは?
りぶれっと
リブレットとは、オペラやミュージカルなど音楽劇の台本・歌詞・ト書きをまとめた冊子または脚本のことです。
リブレット(Libretto)とは、オペラ・オペレッタ・ミュージカル・オラトリオなど音楽と結びついた舞台作品において、歌詞・台詞・ト書きを記した台本のことです。イタリア語で「小さな本(libro の縮小形)」を意味し、かつては上演プログラムとして観客に配布される小冊子を指すこともありました。リブレットを執筆する作家はリブレッティスト(台本作家)と呼ばれます。
オペラにおいて、リブレットは作曲家が音楽をつける土台となるもので、その質が作品の成否を大きく左右するとされてきました。歴史的には、リブレッティストと作曲家が緊密に協力して作品を作り上げるケースが多く見られました。
代表的なリブレッティストとしては、モーツァルトと組んだロレンツォ・ダ・ポンテ(「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」)、ヴェルディと長年組んだアリゴ・ボーイトらが挙げられます。ワーグナーはほとんどの作品で自らリブレットを書いたことでも知られています。
ミュージカルにおいても、リブレットは「ブック(Book)」と呼ばれることもあり、楽曲・歌詞とともに作品の三要素のひとつを構成します。優れたリブレットは、音楽との相乗効果でドラマの感動を何倍にも高める重要な芸術的要素です。
使い方・例文
オペラ「椿姫」のリブレットはフランチェスコ・マリア・ピアーヴェが執筆し、ヴェルディの音楽と合わさって19世紀を代表する傑作オペラとなりました。
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