リナロールとは?
りなろーる
ラベンダーやコリアンダーなど多くの植物の精油に含まれる天然の芳香成分で、フローラルで甘い香りを持つテルペンアルコールです。
リナロール(Linalool)とは、フローラルかつウッディな甘い香りを持つ天然の芳香化合物で、化学的にはモノテルペンアルコールに分類されます。分子式はC₁₀H₁₈Oで、天然界では200種類以上の植物に含まれることが確認されています。
リナロールが特に多く含まれる植物としては、ラベンダー・コリアンダー(パクチー)・バジル・ベルガモット・ローズウッドなどが挙げられます。ラベンダー精油の成分として特に有名で、ラベンダーの香りの核心を形成する化合物のひとつです。
リナロールは香粧品・日用品分野において非常に広く利用されています。
- 香水・コロン:フローラル・フルーティ系の香りのベース成分として使われます。
- シャンプー・石けん・洗剤:市場に流通する製品の多くに含まれる代表的な香料成分です。
- アロマセラピー:リラクゼーション・鎮静効果があるとして利用されています。
- 殺虫・忌避剤:一部の昆虫に対する忌避作用が報告されています。
安全性については、皮膚への感作性(アレルギー反応)が問題になる場合があるため、EUでは化粧品への含有表示が義務付けられています。酸化すると感作リスクが高まることも知られており、製品の保管方法や品質管理が重要です。天然由来のみならず化学合成によっても製造されており、世界でも有数の使用量を誇る香料化合物のひとつです。
使い方・例文
ラベンダー系のシャンプーやハンドソープに感じるフローラルで甘い香りの多くはリナロールに由来しており、市販の日用品香料として非常に身近な存在です。
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