ラヴ・ディアスとは?
らぶでぃあす
ラヴ・ディアスは、フィリピン出身の映画監督で、数時間から十数時間に及ぶ超長尺映画で世界の映画祭を席巻する作家です。
ラヴ・ディアス(Lav Diaz、1958年〜)は、フィリピン出身の映画監督・脚本家です。一本の映画が4時間から15時間以上に及ぶ超長尺作品を次々と発表し、国際映画祭で高い評価を得ている現代映画の重要な作家です。
フィリピンの歴史・政治・社会的抑圧を深く掘り下げたテーマと、白黒の長回し映像を組み合わせた独自のスタイルは「スロー・シネマ」の代表例として論じられます。商業的な娯楽映画とはまったく異なるアプローチで、鑑賞者に忍耐と深い思考を求める作品群は熱狂的な支持者を持ちます。
主な受賞歴には以下のものがあります。
- ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞(「彼女が去り、砂漠に灰が残る」2016年)
- ベルリン国際映画祭 アルフレード・バウアー賞
- ロカルノ映画祭 金豹賞
フィリピアの植民地支配の歴史、マルコス独裁政権の遺産、現代社会の貧困と暴力を主なテーマとし、自国の傷を正面から見つめる作家として国内外で評価されています。世界三大映画祭すべてで受賞している稀有な監督です。
使い方・例文
「ラヴ・ディアスの映画は1本8時間以上のものもあり、映画祭での上映は特別なスケジュールが組まれる」というように、アート映画や映画祭の話題で登場します。
この用語をシェア
最終更新: