ランスルーとは?
らんするー
ランスルーとは、演劇や舞台公演において、止まらずに最初から最後まで通して行う通し稽古のことです。
ランスルー(Run-through)とは、演劇・ミュージカル・ダンス・音楽演奏などの舞台芸術において、作品を最初から最後まで途中で止めることなく通して演じる稽古の形式を指します。英語の「run through(走り通す)」がそのまま業界用語として定着したものです。
舞台の稽古は通常、シーン単位や部分的な繰り返し練習から始まり、最終的にランスルーで全体を通して確認する流れが一般的です。ランスルーにはいくつかの種類があります。
- プロトランスルー(Protagonist Run-through)——主要キャストのみで行う場合
- ドレスリハーサル(Dress rehearsal)——衣装・照明・音響を本番と同じ状態で行う最終段階のランスルー
- テクニカルランスルー——照明・音響など技術スタッフの確認に重点を置いた通し
ランスルーの目的は単に全体を通して演じることだけではなく、シーン間の転換スムーズさ・全体の流れ・テンポ感・俳優同士のコミュニケーションの確認など、部分練習では見えにくい課題を発見することにあります。演出家はランスルーを見ながらメモを取り、終了後にフィードバックを行うことが多いです。
小道具・大道具・衣装の準備状況によって、簡易的に行う「ストップ・アンド・ゴー」のランスルーと、完全本番形式のドレスリハーサルを使い分けるのが一般的です。
使い方・例文
「本番3日前のランスルーで初めて全シーンを通したところ、第2幕の転換に予想以上に時間がかかることが判明し、急きょ演出の一部を変更することになった」という形で稽古場での出来事として登場します。
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