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ヨウ素とは?

ようそ

甲状腺ホルモンの合成に不可欠なミネラルで、海産物に多く含まれる微量必須元素です。

ヨウ素(Iodine)元素記号Iで表される非金属元素で、人体にとって必須の微量ミネラルのひとつです。ハロゲン族に属し、常温では黒紫色の固体として存在しますが、加熱すると昇華して紫色の蒸気になります。

栄養学上、ヨウ素は甲状腺ホルモン(チロキシン・トリヨードサイロニン)の合成に欠かせない成分です。甲状腺ホルモンは基礎代謝の調節・体温維持・成長・神経発達に広く関わっており、胎児や乳幼児期には脳の正常な発達に特に重要です。ヨウ素が長期的に不足すると甲状腺が腫れる「甲状腺腫(ゴイター)」が生じ、重度の欠乏は知的障害(クレチン症)を引き起こすこともあります。

ヨウ素の主な食事源は次のとおりです。

  • 海藻類(昆布・わかめ・のり):特に昆布はヨウ素含量が非常に高い
  • 魚介類・貝類
  • ヨウ素添加塩(多くの国で普及)
  • 乳製品・卵

日本人は昆布や魚介を多食するため、世界的に見てヨウ素摂取量が多い傾向があります。一方で過剰摂取も甲状腺機能を抑制する場合があり、サプリメントの乱用には注意が必要です。医療分野ではヨードチンキ(消毒薬)や造影剤、また放射線防護剤(ヨウ化カリウム)としても利用されます。

使い方・例文

昆布だしを毎日摂る日本食の食生活は、ヨウ素を自然に補給する優れた方法です。また原子力事故の際に配布される「ヨウ化カリウム錠」は、甲状腺に放射性ヨウ素が取り込まれるのを防ぐためにヨウ素を利用しています。

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最終更新:

同じ読みのことば

「ようそ」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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