ヤコブス・ヨハネス・ボタとは?
やこぶすよはねすぼた
ヤコブス・ヨハネス・ボタは、南アフリカ共和国の政治家であり、アパルトヘイト体制下で要職を担った人物です。
ヤコブス・ヨハネス・ボタ(通称「P・W・ボタ」、1916〜2006年)は、南アフリカ共和国の政治家です。国民党(NP)に所属し、国防大臣・首相(1978〜1984年)・大統領(1984〜1989年)を歴任しました。
ボタの政治家としての活動は、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)が最も厳しく機能していた時代と重なっています。彼は「大いなる鰐(Die Groot Krokodil)」という異名でも知られ、強硬な姿勢で知られた政治家でした。
一方で、ボタは従来の強硬路線に一定の修正を加えようとした面もありました。軍の近代化や限定的な改革(インド系・カラード系の議会参加など)を試みたものの、黒人の政治参加は依然として認めず、アパルトヘイトの本質的な解体には至りませんでした。
1989年に脳卒中で職を離れた後、後継のF・W・デクラーク大統領のもとでアパルトヘイト廃止・ネルソン・マンデラ釈放という歴史的な転換が実現しました。ボタはアパルトヘイト体制の末期を代表する指導者として、南アフリカ現代史の重要な文脈に登場します。
使い方・例文
南アフリカのアパルトヘイト史や人種差別撤廃の経緯を学ぶ際、体制末期の指導者として「ヤコブス・ヨハネス・ボタ(P・W・ボタ)」の名が登場します。
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