モデスト・ムソルグスキーとは?
もですとむそるぐすきー
モデスト・ムソルグスキーとは、19世紀ロシアの作曲家で、「展覧会の絵」「はげ山の一夜」などの独創的な作品で知られるロシア五人組の一員です。
モデスト・ムソルグスキー(1839〜1881)は、ロシアの作曲家で、民族主義的な音楽運動「ロシア五人組(力強い仲間たち)」の中核を担った人物です。バラキレフ、キュイ、ボロディン、リムスキー=コルサコフとともに、西洋アカデミズムに依らないロシア固有の音楽語法の確立を目指しました。
ムソルグスキーの音楽の最大の特徴は、その斬新さと独創性です。ロシア民謡や教会音楽、言葉のアクセントに忠実な声楽書法、常套的な和声進行にとらわれない大胆な和声など、当時の西洋音楽の規範からかけ離れた語法が、20世紀の近代音楽に大きな影響を与えました。
代表作として、亡くなった友人ハルトマンの絵画にインスピレーションを得たピアノ曲「展覧会の絵」(1874年)と、民間伝承を題材にした管弦楽曲「はげ山の一夜」が世界的に著名です。また歴史的オペラ「ボリス・ゴドゥノフ」は、ロシア語のプロソディ(語のアクセント)を尊重した声楽書法の先駆として高く評価されています。生前は正式な音楽教育の機会に恵まれず、官僚として働きながら作曲を続けた特異な経歴を持ちます。
使い方・例文
「展覧会の絵」はラヴェルによる管弦楽編曲版でも知られ、ピアノ版・オーケストラ版ともにコンサートで頻繁に演奏される人気曲です。
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