モダンダンスとは?
もだんだんす
モダンダンスとは、19世紀末から20世紀初頭に欧米で生まれた、クラシックバレエの形式的制約から解放された近代的な舞踊のことです。
モダンダンス(Modern Dance)とは、クラシックバレエの厳格な技法や様式に反発し、人間の内面や感情を自由な身体表現で伝えることを目指した近代舞踊の総称です。19世紀末から20世紀初頭にかけて、アメリカやヨーロッパで同時多発的に生まれました。
その誕生にはイサドラ・ダンカンの貢献が大きく、彼女は裸足で踊り、ギリシャの古代芸術や自然の動きにインスピレーションを求めました。その後マーサ・グラハムがモダンダンスの技法体系を確立し、「収縮と解放(Contraction and Release)」という概念を軸に、脊椎や骨盤の動きを重視した独自の訓練法を生み出しました。
モダンダンスの主な特徴は以下の通りです。
- 床を使うフロアワークや重力を意識した動き
- バレエのトウシューズを用いず、裸足や軟底シューズを使用
- 感情や社会的テーマを主題とした作品構成
- 個人の創造性と即興性を重視した表現スタイル
20世紀後半にはモダンダンスをさらに発展させたポストモダンダンスが登場し、日本でも舞踏(ブトウ)など独自の文脈で影響を与えました。現代ではコンテンポラリーダンスとの境界が曖昧になりつつありますが、自由な身体表現を追求するという精神は今も受け継がれています。
使い方・例文
舞台芸術の授業やダンス教室でモダンダンスが取り上げられる場面のほか、コンサートや映像作品のパフォーマンスにもその技法が活かされています。
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