本文へスキップ

ミン・アウン・フラインとは?

みんあうんふらいん

ミン・アウン・フラインとは、2021年のミャンマー軍事クーデターを主導し、国家行政評議会(SAC)議長として実権を握る軍最高司令官です。

ミン・アウン・フライン(1956年生まれ)は、ミャンマー国軍(タッマドー)の最高司令官(上級大将)であり、2021年2月1日に実施した軍事クーデターによって国政の実権を掌握した人物です。

彼はヤンゴン出身で、国防士官学校を卒業後に軍歴を積み、2011年に国軍最高司令官に就任しました。2010年代には少数民族武装勢力との軍事作戦を指揮し、とりわけ2017年のロヒンギャ族に対する軍事行動をめぐって国際社会から強い批判を受け、国連の調査機関からはジェノサイドの可能性を指摘されています。欧米諸国や国際刑事裁判所(ICC)は制裁・訴追の対象として彼を名指ししています。

2021年クーデターの主な経緯と現状は以下のとおりです。

  • 2020年11月の総選挙でアウン・サン・スー・チー率いるNLDが圧勝したが、軍側は不正を主張した
  • 2021年2月1日、議会開会の直前に軍がクーデターを決行、スー・チーらを拘束した
  • 国家行政評議会(SAC)議長として非常事態宣言のもとで統治を続けている
  • 市民不服従運動・武装抵抗(PDF)との内戦状態が続き、国内外で深刻な人道危機が続いている

ミン・アウン・フラインの統治は国際社会から広く非難されており、ASEANも対話を求め続けていますが、ミャンマーの政治状況は複雑かつ流動的です。

使い方・例文

国際ニュースや人権問題を扱う文脈でミャンマーの軍事政権について触れるとき、ミン・アウン・フラインの名前は必ず登場します。国際刑事裁判所や国連の報告書でも訴追対象として記載されています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語