ミシュナーとは?
みしゅなー
ミシュナーとは、ユダヤ教の口伝律法を体系的に編纂した文書で、タルムードの基礎をなす重要な聖典の一つです。
ミシュナー(ヘブライ語:משנה)は、2世紀末から3世紀初頭にかけてラビ・ユダ・ハナシー(ユダ1世)によって編纂されたユダヤ教の法典です。「ミシュナー」という語はヘブライ語で「繰り返し」や「学習」を意味し、トーラー(モーセ五書)に基づく口伝律法(口承法)を文字として記録・整理したものです。
ユダヤ教では成文律法(トーラー)のほかに、神がモーセに伝えたとされる口伝律法があるとされてきました。ミシュナーはこの口伝律法を世代から世代へ確実に伝えるために文書化したもので、その構成は6つの部門(セデル)に分かれています。
- ゼライーム(種):農業・祈りに関する法
- モエード(祭日):安息日・祭日に関する法
- ナシーム(女性):婚姻・家族法
- ネジキーン(損害):民事・刑事法
- コダシーム(聖物):神殿礼拝・供物に関する法
- トホロート(清浄):儀礼的清浄に関する法
ミシュナーはその後、ラビたちの議論・注釈(ゲマラー)と合わさってタルムードを形成しました。現代でもユダヤ教の学習・実践の基盤として研究され続けています。
使い方・例文
ユダヤ教の律法学校(イェシーバー)では、ミシュナーを読み込みラビたちの議論を追うことが基礎的な学習の出発点となっています。
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