マーシャル・フィールドとは?
まーしゃるふぃーるど
マーシャル・フィールドは、19世紀アメリカで高級百貨店を築いた実業家で、シカゴを代表する商業の先駆者です。
マーシャル・フィールド(Marshall Field、1834〜1906)は、アメリカの実業家で、シカゴに本拠を置く百貨店「マーシャル・フィールズ」の創業者として知られています。マサチューセッツ州生まれで、若くしてシカゴに移り小売業に携わりました。
フィールドは「お客様は常に正しい(The customer is always right)」という理念を広めた人物としても知られており、顧客サービスを最優先する小売哲学を実践しました。彼が掲げた経営方針の特徴としては次の点が挙げられます。
- 高品質な商品と丁寧な接客サービスの徹底
- 富裕層をターゲットにした高級路線の確立
- 大規模な店舗づくりとショッピング体験の演出
- 卸売部門と小売部門の両立による事業多角化
シカゴ大火(1871年)で店舗が被災しながらも事業を再建し、その後さらに規模を拡大しました。フィールドは慈善活動でも名を残しており、シカゴのフィールド自然史博物館(Field Museum)は彼の遺産を受けて設立されたものです。
彼の百貨店はシカゴの象徴的な存在として長く親しまれ、後にメイシーズに買収されましたが、その名は近代小売史に刻まれています。
使い方・例文
アメリカ百貨店の歴史やシカゴの商業発展について調べる際に、マーシャル・フィールドの名前が必ずといってよいほど登場します。
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