マリア・バチカロワとは?
まりあばちかろわ
マリア・バチカロワは第一次世界大戦中にロシアで女性だけの軍事部隊「女性決死隊」を創設した女性兵士です。
マリア・バチカロワ(Maria Bochkareva、1889年〜1920年)は、ロシア帝国出身の女性兵士・軍人です。農民の家に生まれ、貧困と家庭内暴力にさらされた苦難の半生を送りました。
第一次世界大戦が始まると、バチカロワは皇帝ニコライ2世に直接請願して女性として正規の軍人となる許可を得ました。前線で勇敢に戦い、数度の負傷を経ながらも実績を積み上げました。1917年のロシア革命後、士気が低下した男性兵士を鼓舞する目的で、「女性決死隊(第1ロシア女性決死大隊)」を組織しました。この部隊は数百人の女性から構成され、実際に前線での任務を遂行しました。
ボルシェビキ革命後は革命政府に反対する立場をとり、アメリカやイギリスへ渡って反ボルシェビキ勢力への支援を訴えました。しかし帰国後に逮捕され、1920年に処刑されました。バチカロワの生涯は、女性の戦場参加という歴史的タブーへの挑戦として、後の時代に再評価されています。
使い方・例文
「マリア・バチカロワ」は第一次世界大戦史や女性の軍事参加を論じる場で引用されます。「バチカロワが組織した女性決死隊は、世界でも稀な女性戦闘部隊として知られる」のように使われます。
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