マクレランとは?
まくれらん
ジョージ・マクレランはアメリカ南北戦争初期の北軍司令官で、組織編成の才能と過剰な慎重さが同居した「遅延将軍」として知られる人物です。
ジョージ・ブリントン・マクレラン(1826〜1885年)はアメリカ南北戦争の初期に北軍(連邦軍)の最高司令官を務めた軍人・政治家です。ウェストポイント陸軍士官学校を優秀な成績で卒業し、メキシコ戦争などを経て、南北戦争開戦後に軍を組織し直す重要な役割を果たしました。
マクレランは「北軍のポトマック軍」を整備・訓練する能力において卓越しており、兵士たちからの人望も厚かったとされています。しかし指揮面では徹底した慎重さが災いし、常に敵兵力を過大評価して前進をためらう傾向がありました。
半島作戦(1862年)ではリッチモンドへの進軍を試みながら、南軍に逐次押し返されて失敗。アンティータムの戦い(1862年9月)では勝利を収めながらも南軍を追撃せず、リンカーン大統領の不満を招きました。その後解任されています。1864年には民主党の大統領候補として出馬しましたが、リンカーンに敗れました。軍事行政家としての能力と戦場指揮官としての消極性が対照的な評価を受け続けている将軍です。
使い方・例文
マクレランは南北戦争の北軍指揮官として、「優秀な組織者だが決断に欠ける将軍」の典型例として軍事史の授業でしばしば取り上げられます。
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