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マクシミリアン1世 (神聖ローマ皇帝)とは?

まくしみりあんいちせい

マクシミリアン1世は15〜16世紀の神聖ローマ皇帝で、外交結婚と軍制改革によってハプスブルク家の権力基盤を飛躍的に拡大した「最後の騎士」と称される君主です。

マクシミリアン1世(Maximilian I、1459〜1519年)は、神聖ローマ帝国皇帝(在位1508〜1519年)であり、ハプスブルク家の権勢を一代で大きく押し広げた人物です。父フリードリヒ3世の後を継いでローマ王となり、のちに皇帝を称しました。

彼の最大の功績は外交結婚政策にあります。自身はブルゴーニュ公女マリーと結婚してネーデルラントとブルゴーニュを獲得し、息子フィリップとスペイン王女フアナを結婚させることでスペインと南北アメリカの植民地も孫の代に組み込みました。「戦争は他国に任せよ、汝はオーストリアよ結婚せよ」という格言はこの政策を端的に表しています。

軍事面ではランツクネヒトと呼ばれるドイツ傭兵部隊を整備して中世的な騎士軍から近代的な歩兵中心の軍へと転換を図りました。一方で個人的には武芸を好み、みずから戦場に立つことを厭わなかったことから「最後の騎士」とも呼ばれています。

また、人文主義者との交流や版画・印刷物を積極的に活用した自己宣伝にも熱心で、ルネサンス期の君主としての側面も持ち合わせていました。その治世はハプスブルク家が「太陽の沈まない帝国」へと成長する出発点とも言えます。

使い方・例文

世界史の授業で「マクシミリアン1世の外交結婚政策によって、ハプスブルク家はヨーロッパの覇権国家への道を歩み始めた」と解説される場面に登場します。

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