マカロニ・ウエスタンとは?
まかろにうえすたん
マカロニ・ウエスタンとは、1960年代にイタリアで製作された西部劇映画の総称で、独特のバイオレンス表現と音楽で世界的な人気を博したジャンルです。
マカロニ・ウエスタン(イタリア語ではスパゲッティ・ウエスタン)は、1960年代から1970年代にかけてイタリア(および欧州各国との合作)で製作された西部劇映画のジャンルです。アメリカ映画の西部劇とは一線を画す独自のスタイルを確立し、世界中で熱狂的なファンを獲得しました。
その特徴は以下の点にあります。
- 道徳的に曖昧なヒーロー:善悪の境界が曖昧な「アンチヒーロー」が主役を務めることが多い
- 極端なクローズアップと引き:目や銃の細部を際立たせる大胆なカメラワーク
- 独特の音楽:エンニオ・モリコーネによる電気楽器・口笛・コーラスを組み合わせた個性的なスコア
- 強烈なバイオレンス描写:当時のハリウッド西部劇より過激な暴力表現
セルジオ・レオーネ監督の「荒野の用心棒」(1964年)がジャンルを確立したとされ、クリント・イーストウッドを国際的なスターに押し上げました。「続・夕陽のガンマン」「ウエスタン」なども代表作として名高く、後世のタランティーノ監督らにも多大な影響を与えています。
「マカロニ」という呼称は日本独自のもので、イタリア映画を軽くからかうニュアンスが込められていましたが、現在ではむしろ愛称として定着しています。
使い方・例文
「クリント・イーストウッドはマカロニ・ウエスタンへの出演でワールドワイドなスターとなった。」のように、映画史や西部劇の話題で頻繁に使われます。
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