ゴシック・ホラーとは?
ごしっくほらー
ゴシック・ホラーとは、18世紀後半に誕生したゴシック文学を源流とし、廃墟・城・怪物・超自然的恐怖を基調にした映画ジャンルです。
ゴシック・ホラー(Gothic Horror)は、18世紀後半にイギリスで興隆したゴシック小説(ホレス・ウォルポールの「オトラント城奇譚」1764年など)を源流とし、映画・文学・ドラマなどに受け継がれてきたホラーのサブジャンルです。荒廃した古城や修道院・霧に包まれた墓地・夜の嵐など、陰鬱で退廃的な舞台設定が特徴的です。
ゴシック・ホラーを象徴するモチーフには次のようなものがあります。
- 吸血鬼(ヴァンパイア)・フランケンシュタインの怪物など古典的怪物の登場
- 呪われた家系・悪の遺産・秘密の罪といった「過去の因縁」テーマ
- 死・腐敗・魔術・超自然現象
- ヴィクトリア朝的な衣装・建築・雰囲気
映画の世界では、イギリスのハマー・フィルム・プロダクションズが1950〜70年代にドラキュラやフランケンシュタインを題材にした一連の作品を制作し、ゴシック・ホラー映画の黄金期を築きました。クリストファー・リーやピーター・カッシングの出演作が代表的です。
現代でもギレルモ・デル・トロ監督の「クリムゾン・ピーク」(2015年)などゴシック美学を継承した作品が制作されており、視覚的な重厚さと心理的恐怖を組み合わせたジャンルとして今も愛好者が多いです。
使い方・例文
古い城を舞台に貴族の家系が代々呪われていく物語は典型的なゴシック・ホラーの構造で、映画や小説で繰り返し用いられるジャンルの定番です。
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