セルジオ・レオーネとは?
せるじおれおーね
セルジオ・レオーネとは、イタリアの映画監督で、マカロニ・ウエスタンというジャンルを確立した20世紀を代表する巨匠です。
セルジオ・レオーネ(Sergio Leone、1929〜1989年)は、イタリア・ローマ出身の映画監督であり、ハリウッドのウエスタン映画をヨーロッパ流に大胆に解釈した「マカロニ・ウエスタン(スパゲッティ・ウエスタン)」というジャンルを世界に広めた人物として知られます。
父も映画界に関わる家庭に育ったレオーネは、若い頃からイタリア映画の現場で助監督経験を積みました。1964年に発表した『荒野の用心棒』はクリント・イーストウッドを無名の新人から国際的スターへと押し上げ、同時にレオーネ自身の名を世界に知らしめた代表作です。
彼の演出スタイルには以下のような際立った特徴があります。
- 顔のクローズアップと広大な風景の対比を極端なカット編集で見せる独自の映像表現
- エンニオ・モリコーネとのコラボレーションによる印象的な音楽と効果音の使用
- 長い沈黙と緊張感が高まるガンファイト(早撃ち対決)シーン
- 勧善懲悪を否定した複雑な「ダーティヒーロー」像
代表作には「ドル三部作」(『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』)、叙事詩的な傑作『ウエスタン』、そして晩年の集大成ともいえる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』があります。レオーネの映像文法はその後の世界中の監督たちに多大な影響を与え、クエンティン・タランティーノをはじめ多くの作家がその影響を公言しています。
使い方・例文
「セルジオ・レオーネ監督の映画といえば、緊張感あふれる決闘シーンとエンニオ・モリコーネの音楽が象徴的だ」などの文脈で使われます。映画史やウエスタン映画を語る際に必ず登場する名前です。
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