本文へスキップ

マウメウン・アブドゥル・ガユームとは?

まうめうんあぶどぅるがゆーむ

ウメウン・アブドゥル・ガユームはモルディブの政治家で、1978年から2008年まで約30年にわたって大統領を務めた長期政権の指導者です。

ウメウン・アブドゥル・ガユーム(Maumoon Abdul Gayoom、1937年生まれ)は、インド洋に浮かぶ島嶼国家モルディブ政治家で、同国第3代大統領を務めました。エジプトのアズハル大学でイスラム法学を修め、その後国際政治の場でも活躍しました。

1978年に大統領に就任してから2008年まで、6期30年にわたり政権を維持しました。これはモルディブ史上最長の政権期間であり、アジア太平洋地域でも有数の長期政権の一つとされています。在任中は観光業の振興によって経済発展を牽引し、モルディブを世界有数のリゾート地として国際的に認知させることに成功しました。

一方で、政治的な反対勢力を抑圧したとして人権団体から批判を受けることもありました。2004年のスマトラ沖大地震に伴う津波でモルディブも甚大な被害を受けた際には、国際社会に支援を訴える外交を展開しました。また地球温暖化による海面上昇がモルディブの存続を脅かすとして、国際社会への警鐘を早期から鳴らしたことでも知られます。

2008年の多党制選挙導入後の大統領選挙でモハメド・ナシードに敗れ、30年間の政権に幕を下ろしました。その後も政界に残り、政治的影響力を維持し続けています。モルディブの近現代史を語る上で欠かせない人物です。

使い方・例文

「ガユーム前大統領はモルディブの観光立国化を推進し、長期政権のもとで島嶼国家を国際社会に知らしめた」のように、モルディブの政治・外交を論じる際に言及されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語