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ポワンティリスムとは?

ぽわんてぃりすむ

ポワンティリスムとは、小さな色の点を規則的に並べることで色彩を混合させる印象派以降の絵画技法で、点描画法とも呼ばれます。

ポワンティリスム(Pointillisme、フランス語で「点」を意味するpointに由来)は、純粋な色の小さな点をキャンバス規則的・体系的に並置し、離れた位置から見たときに視覚的な色混合が起こる効果を利用した絵画技法です。日本語では点描画法とも呼ばれます。

この技法は、フランスの画家ジョルジュ・スーラが1880年代に科学的な色彩理論(ミシェル・ウジェーヌ・シュヴルールやオグデン・ルードの研究)をもとに確立しました。スーラは「分割主義(ディヴィジョニスム)」とも呼んでいましたが、批評家ポール・シニャックらとともにこの技法を発展させ、後にシニャックが「ポワンティリスム」という用語を広めました。

ポワンティリスムの特徴を整理すると次のようになります。

  • パレット上で色を混ぜずに純色の点をそのまま置く
  • 点と点が接触することなく並置され、目の網膜で色が混合される(光学的混合)
  • 筆触は一定の大きさと方向で統制され、印象派の自由な筆致とは異なる
  • 画面全体が振動するような独特の光の表現が生まれる

スーラの代表作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」はこの技法の到達点として美術史に刻まれています。ポワンティリスムは後のキュビスムや抽象絵画に影響を与え、現代のデジタル画像処理(画素の集合で像を作る原理)とも通じる発想を持っています。

使い方・例文

美術館でスーラやシニャックの作品を近くで見ると無数の色点の集合であるのがわかり、離れると鮮やかな風景や人物像に見えます。美術の教科書では「印象派の後継としての新印象派」を説明する際に必ず登場する技法です。

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