ポアズとは?
ぽあず
ポアズとは、流体の粘度を表すCGS単位系の単位で、記号Pで示され、フランスの物理学者ポワズイユにちなんで命名されました。
ポアズ(記号: P)は、流体の粘性(動きにくさ)を表す動力学的粘度の単位で、CGS単位系(センチメートル・グラム・秒)に属します。フランスの医師・物理学者ジャン・レオナール・マリー・ポワズイユ(Jean Léonard Marie Poiseuille)の業績を称えて命名されました。
SI単位系ではパスカル秒(Pa·s)が使われますが、ポアズとの関係は 1 P = 0.1 Pa·s です。また実用上はその100分の1のセンチポアズ(cP)がよく用いられ、純水の粘度が20℃付近でほぼ1 cPであることが知られています。
粘度の日常的なスケール例は以下のとおりです。
- 水(20℃): 約1 cP
- オリーブオイル: 約80〜100 cP
- はちみつ: 約2,000〜10,000 cP
- ピッチ(瀝青): 数百万 cP以上
ポアズは石油・化学・食品・医薬品などの産業分野で流体の流動性評価に用いられます。現代の科学論文ではSI単位が主流ですが、工業規格や古典的な文献ではポアズ・センチポアズが引き続き使用されています。
使い方・例文
潤滑油の粘度規格を議論するときや、食品のテクスチャー評価の文脈で「何センチポアズ」という表現が登場する。化学実験のレポートでも粘度測定結果をcPで記載する場面がある。
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