ボットネットとは?
ぼっとねっと
ボットネットとは、マルウェアに感染した多数のコンピューターが攻撃者の指示で一斉に動作するよう組織されたネットワークで、DDoS攻撃やスパム送信などに悪用されます。
ボットネット(Botnet)とは、マルウェアに感染して攻撃者の遠隔操作下に置かれた多数のコンピューター(ボット)が、ネットワークとして組織化されたものです。感染した機器の所有者は自分のPCやスマートフォンがボットネットに組み込まれていることに気づかないまま、攻撃の「踏み台」として利用されます。
ボットネットの仕組みとして、攻撃者はC&Cサーバー(Command and Control server:指令サーバー)を通じて、感染した多数の端末に一斉に指示を送ります。かつてはC&Cサーバーへの集中型通信が主流でしたが、近年はサーバーを特定されにくくするためP2P(ピアツーピア)方式のボットネットも増えています。
ボットネットが悪用される主な目的には以下があります。
- DDoS攻撃:大量の端末から特定サーバーへ同時にアクセスしてサービスを停止させる
- スパムメール送信:迷惑メールや詐欺メールを大量に発信する踏み台として使用
- 仮想通貨のマイニング:感染端末のCPU・GPUリソースを不正に利用
- 個人情報の窃取:キーロガーなどで認証情報を盗み出す
- ランサムウェアの配布:他の端末への攻撃コードの拡散
ボットネットの規模は数千台から数百万台に及ぶものもあり、大規模なサイバー攻撃インフラとなっています。対策としては、OSやアプリケーションの定期的なアップデート、信頼できるセキュリティソフトの導入、不審なリンクや添付ファイルを開かない習慣が重要です。
使い方・例文
スマートフォンやルーターなどのIoT機器がマルウェアに感染してボットネットに組み込まれ、所有者が気づかない間に特定のウェブサイトへのDDoS攻撃に加担させられる事例が報告されています。
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