ボックスカルバートとは?
ぼっくすかるばーと
コンクリート製の四角い箱型トンネル構造物で、道路や水路を地下に通す際に用いられます。
ボックスカルバートとは、断面が四角形(箱型)のコンクリート製埋設構造物のことです。道路・鉄道の下を通る排水路や用水路、また道路自体をアンダーパスとして通す際に広く使われています。英語の「box culvert」(箱型暗渠)がそのまま技術用語として定着しました。
構造は天端スラブ・底版スラブ・両側壁で一体化されており、土圧・水圧・上載荷重に対して高い剛性を発揮します。現場打ちコンクリートで施工する方法と、工場で製造したプレキャスト製品を現地で据え付ける方法があり、プレキャスト品は品質が安定しており工期短縮にも有利です。
主な用途は以下の通りです。
- 農業用水路・排水路の暗渠化
- 道路・鉄道横断のアンダーパス
- 市街地の合流式下水道
- 河川の親水整備における地下化
ボックスカルバートは円形管渠に比べて施工高さを低く抑えられるため、埋設深が浅い場所や広幅員の流量確保に優れています。また内部の清掃・点検が比較的容易な点も管理上のメリットです。
使い方・例文
田んぼの多い地域では、農道の下を流れる用水路をボックスカルバートで暗渠化し、農業機械が安全に通れるようにしている例が多く見られます。
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