ホレーショ・ネルソン提督とは?
ほれーしょねるそんていとく
ホレーショ・ネルソン提督とは、18世紀末から19世紀初頭のイギリス海軍を代表する提督で、トラファルガー海戦の英雄として知られる人物です。
ホレーショ・ネルソン(Horatio Nelson、1758〜1805年)は、イギリス海軍の提督であり、近代海戦史において最も著名な指揮官の一人です。ノーフォーク州の牧師の息子として生まれ、12歳で海軍に入隊しました。
ネルソンは数々の海戦で卓越した指揮能力を発揮しましたが、その経歴は危険と隣り合わせでもありました。コルシカ島の戦いで右目の視力を失い、テネリフェ島攻撃では右腕を失うなど、幾多の負傷を乗り越えて名声を高めました。
1798年のナイルの海戦ではナポレオン率いるフランス艦隊を壊滅させ、エジプト遠征を孤立させることに成功。1801年のコペンハーゲンの海戦では、上官からの撤退命号に対し「見えない」と望遠鏡を盲目の目に当てて黙殺し、勝利を収めた逸話で知られます。
1805年、フランス・スペイン連合艦隊を迎えたトラファルガー沖海戦では、「イングランドは各員が義務を尽くすことを期待する」という旗旗信号を発して圧勝しましたが、自身は狙撃により戦死しました。この勝利はナポレオンのイギリス侵攻計画を永遠に打ち砕き、以後約100年にわたるイギリスの制海権確立の礎となりました。
使い方・例文
ロンドンのトラファルガー広場には、ネルソン記念柱が建てられており、イギリスの英雄として今日も広く称えられています。「ネルソンタッチ」という言葉は、大胆かつ独創的な戦術を意味します。
この用語をシェア
最終更新: