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ホルヘ・ラファエル・ビデラとは?

ほるへらふぁえるびでら

ホルヘ・ラファエル・ビデラは、1976年のクーデターでアルゼンチンの政権を掌握し、「汚い戦争」と呼ばれる大規模な人権侵害を主導した軍事独裁者です。

ホルヘ・ラファエル・ビデラ(1925〜2013年)は、アルゼンチンの陸軍将軍政治家で、同国史上最も暗い時代の一つを指導した人物として記録されています。

1976年3月、イサベル・ペロン政権に対する軍事クーデターを主導し、大統領就任しました。政権は「国家再編プロセス」を標榜しましたが、実態は左翼勢力や反体制派への徹底的な弾圧でした。

ビデラ政権下で行われた組織的な人権侵害は「汚い戦争(ゲラ・スシア)」と呼ばれています。この期間(1976〜1983年頃)に、推定9,000人から3万人にのぼる人々が「失踪」したとされており、拉致・拷問・秘密裡の処刑が秘密収容施設で行われました。行方不明者は「デサパレシドス(失踪者)」と呼ばれ、その家族たちは今日まで真相究明を求め続けています。

1981年に政権を離れ、民政移管後の1985年に開かれた「軍事評議会裁判」で終身刑が言い渡されました。一時は恩赦を受けて釈放されましたが、後に別の罪状でふたたび収監されました。2013年に獄中で死亡しています。ビデラの政権は、南米の軍事独裁と人権侵害を語るうえで必ず言及される歴史的事例です。

使い方・例文

南米の軍事独裁政権による人権侵害の象徴として、アルゼンチン現代史や国際人権法の授業・書籍でビデラの名前が繰り返し登場します。

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